食品微生物・細菌検査
食品の原材料や製品中の細菌数や菌の種類を検査することにより、食中毒を未然に防ぎ、食品の安全性を証明することができます。定期的に検査を行うことにより、品質管理の向上が期待できます。
日持ち検査・保存試験
食品を一定条件下(温度・期間)にて保存し経日的に検査を行い、外観や菌数の変化、油脂の劣化、pHなどを調べます。得られたデータは消費期限・賞味期限などの設定根拠としてお役立て頂けます。保存条件や検査項目についてはご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。
【日持ち試験の一例】 ※冷蔵にてクッキー(焼菓子)を30日間の賞味期限を設定したい場合(安全係数0.8として換算) | |||
試 験 日 程 | 試 験 項 目 | 保 管 温 度 | 必要試料量 |
---|---|---|---|
初発(検体到着日) |
一般生菌数大腸菌群黄色ブドウ球菌 |
10℃保管 |
100g以上 |
10日後 |
一般生菌数大腸菌群 |
↓ |
100g以上 |
20日後 |
一般生菌数大腸菌群 |
↓ |
100g以上 |
30日後 |
一般生菌数大腸菌群 |
↓ |
100g以上 |
40日後(最終試験) |
一般生菌数大腸菌群 |
↓ |
100g以上 |
消費期限・賞味期限をどのように設定すれば良いのか?お困りの方は、ご依頼前に消費者庁ホームページ「食品期限表示の設定のためのガイドライン」を一度ご覧ください。
拭き取り・落下細菌検査
飲食店の厨房や調理器具、食品製造工場などの設備、従業員の手指等に付着している細菌数を検査します。作業現場の衛生管理や、従業員の意識向上と衛生教育などにお役立て頂けます。